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2024.05.28
「Copilot+ PC」の新AI機能をざっくり試す

最近のMicrosoftによる「Copilot+ PC」の発表も、AIを活用したソリューションの紹介に終始した。早速デモに参加し、新しいAI機能をすべて試してきたので報告する。

 

 

https://japan.cnet.com/article/35219293/

 

 

 

閉じてしまったタブ、アプリケーション、プロジェクトが後から必要になり、見つからずに困った経験のある人は多いだろう。まさに、この問題を解決してくれるのがRecallだ。しかし、Recallの機能はそれだけではない。

Recallを使えば、ファイル、画像、テキストなど、PC上で操作したあらゆるものを簡単に探し出すことができる。見つけたいものを入力するだけで、PCが候補を探し表示してくれるのだ。過去の閲覧履歴も、タイムラインを可能な限りさかのぼって見つけてくれる。

 

Live CaptionsはPCで再生される40以上の言語の音声を英語に翻訳し、リアルタイムで字幕をつける。デモではSurface Laptopのマイクに向かってスペイン語で話してみたところ、驚くほどの精度とスピードで英語に翻訳してくれた。

 

Cocreatorが最も便利なAI機能に選ばれることは恐らくないだろう。しかし、テストの楽しさはピカイチだった。Cocreatorを使えば、AIのキャンバスを使って自分が書いたスケッチを洗練されたアートに瞬時に変えられる。元のスケッチをどの程度残し、どの程度をAIで生成するかは「Creativity」スライダーを左右に動かして調整する。

 

Cocreatorと同じくらい楽しいのが、Restyle Imageだ。この機能を使えば、自分の写真を生成AIを使って修正し、特定のスタイルやテーマに合わせて背景はもちろん、写真全体も変更できる。

 

Copilot+ PCのフォトアプリでは、Image Creatorも利用できる。これは一般的な画像生成アプリと同様に、ユーザーが入力したテキストプロンプトに基づいて画像を生成する機能だ。ただし、「DALL・E」のようにクラウド上で動作するわけではなく、PC上で動作する。そのため画像の生成が速く、しかもすべてのプロセスがローカルで実行される。

デモでは、フォト内のImage Creatorに50枚の画像を生成するよう指示したところ、あっという間に完了してしまい、衝撃を受けた。

 

 

最後に紹介するのはWindows Studio Effectsのアップデートだ。ビデオ通話に関する機能が改善され、人物や背景の照明を自動調整する「ポートレート ライト」、画面の文字を読んでいる間もアイコンタクトを維持できる「アイ コンタクト テレプロンプター」といったAI効果が追加された。個人的なお気に入りは「クリエイティブ フィルター」だ。

 

クリエイティブ フィルターは、Windows Studio Effectsの追加機能の中では最も実用性が低いかもしれないが、上の画像のように、自分の姿をていねいにアニメ化してくれる。この「変身」は実に楽しかった。仕事やビデオ通話は、えてして退屈なものだ。ならば楽しくしなくては。

 

 

この他、会話に集中したい時にAIを使って周囲の雑音を検出し、ノイズキャンセリングしてくれる「音声フォーカス」、ビデオ通話中に背景をぼかしてくれる「ポートレート ブラー」といった機能も非常に便利に使えそうだ。

 

 

https://japan.cnet.com/article/35219293/

 

 

 

※本記事は、スウィングクルーがピックアップしているマーケティング関連ニュースのクリップです。スウィングクルーが発表しているニュースではございません。

 

 

 

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