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2022.11.15
ネット広告の伸び、一服感 広告業売上高、9月は8.7%減

広告業の2022年9月の売上高は、前年比8.7%減の4668億2900万円だった。前年割れは、ことし6月から4カ月連続となった。11月10日、経済産業省が速報値を発表した。サービス動態統計室によると、前年のオリンピック・パラリンピックの反動が続いているという。雑誌広告は13カ月ぶり、交通広告は4カ月ぶりの増加を見せた。

 

ネット広告の伸び、一服感 広告業売上高、9月は8.7%減

 

 

 

 

広告業売上高は、2020年4月にコロナ禍で打撃を受け、水準が低下。21年7月まで回復が見られたものの、同年8月から減少傾向にある。

 

 

テレビは、前年同月比8.2%減の984億0100万円だった。8月に続いて1000億円を下回った。

 

 

そのほかのマスメディアは、新聞が2カ月連続減で、前年同月比5.5%減の152億6300万円。「出版」「薬品・医療品」「自動車・輸送機器関連品」が減少。雑誌は13カ月ぶりの前年増で、同比10.6%増の4420億円となった。「ファッション・アクセサリー」「化粧品・トイレタリー」「金融・保険」などが増加した。ラジオは10カ月連続減。同比4.7%減で、27億6700万円だった。「情報・通信」「自動車・輸送機器関連品」「流通・小売」などが減少した。

 

インターネットは前年同月比2.2%増の1137億4800万円だった。「外食・各種サービス」のほか、「情報・通信」「金融・保険」などが増加した。24カ月連続の増加。

 

 

海外広告は2カ月連続の減少で、前年同月比81.8%減の16億5400万円に。「自動車・輸送機器関連品」のほか、「官公庁・団体」や「趣味・スポーツ用品」なども減少した。「SP・PR・催事企画」も2カ月連続減。同比11.1%減の630億7500万円となった。「官公庁・団体」「自動車・輸送機器関連品」「情報・通信」などが減った。

 

 

 

※本記事は、スウィングクルーがピックアップしているマーケティング関連ニュースのクリップです。

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