Amazonプライム・ビデオでは一部の国で番組や映画を視聴する際に広告を表示するようになることが告知されていました。2024年1月29日には導入が開始され、広告の実態や広告で拡大を狙うAmazonの収益見込みが報じられています。

なお、記事作成時点で、日本で導入されるかどうかは不明です。

告知には、「私たちは、テレビCMや他のストリーミングサービスよりも、広告を大幅に減らすことを目指しています」と記載されていました。

ウォール・ストリート・ジャーナル(以下、WSJ)によると、Amazonが広告主に対して実施したプレゼンテーションでは、広告の量は「1時間あたり2分から3分半」と発表されたとのこと。これは、事前の告知通り従来のテレビや他のサービスよりも「大幅に短い」と言えるとのこと。

Amazonプライム会員は全世界で2億人を超えており、WSJよると、Amazonが広告主にプレゼンした資料では「Amazonプライム・ビデオの広告は、世界で毎月推定1億5900万人の視聴者にリーチする」という見込みが発表されています。この数値は、Netflixが2024年1月に発表した広告を受け取っている月間ユーザー数である「約2300万人」を大幅に上回っています。バンク・オブ・アメリカのアナリストであるジャスティン・ポスト氏は、Amazonはプライム・ビデオの広告導入により「年間32億ドルの広告収入」と、「広告なしプランによる16億ドルの追加収入」を生み出す可能性があると推定を述べました。

https://article.auone.jp/detail/1/3/7/48_7_r_20240130_1706594402796764

※本記事は、スウィングクルーがピックアップしているマーケティング関連ニュースのクリップです。スウィングクルーが発表しているニュースではございません。