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2024.03.04
OpenAIの新たな対抗馬、Mistral AIについて知っておくべきこと

Mistral AIはフランスのAIスタートアップだ。Metaの従業員だったTimothee Lacroix氏とGuillaume Lample氏、そしてGoogleの親会社であるAlphabet傘下のAI企業DeepMindの研究者だったArthur Mensch氏が立ち上げた比較的新しい会社で、2023年4月に設立された。

 

Mistral AIの最適化されたオープンなモデルには、同社のウェブサイトからアクセスできる。ただしこれらのモデルは、ユーザーが独自のアプリケーションを構築する際に組み込んで使用することを想定しており、開発者向けに作られていることに注意する必要がある。そのため、それらのモデルは高度な能力を持っているが、「ChatGPT」のような形では利用できない。OpenAIのAPIサービスと比較されるべきものだと考えてほしい。

 

ただしMistral AIは最近、独自のAIチャットボットであるLe Chat(要サインアップ)のベータ版を公開した。このチャットボットはChatGPTと同じような機能を持っており、さまざまなプロンプトに有用な回答を返すことができる、対話的なアシスタントとして利用できる。

 

Microsoftは最近、Mistral AIと複数年にわたる提携関係を結んだことを明らかにした。発表では金額には触れていないが、Bloombergの報道によれば、Microsoftは投資額が1630万ドルに上ると明かしたという。同社はOpenAIにも多額の資金を投じており、複数年で100億ドル規模(約1兆円)とも言われているため、今回の投資は注目に値する。

 

また提携ではないが、Amazonがまもなく「Amazon Bedrock」でMistral 7BとMixtral 8x7Bの提供を開始すると発表したことにも注目すべきだろう。

 

 

 

 

https://japan.zdnet.com/article/35215954/

 

 

 

 

 

 

※本記事は、スウィングクルーがピックアップしているマーケティング関連ニュースのクリップです。スウィングクルーが発表しているニュースではございません。

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